就労支援で必要なメンタルケア
仕事をするためには、メンタルケアが重要。
なぜ?
人と会うのに不安。注意されたら落ち込んでしまう。自分に自信がもてない。
そんな状態で訓練。ひたすら作業効率を優先た毎日。
作業効率が早くなった、スキルが身についた。その先に就職が出来るのか?
就職先に定着出来るのか・・。
もちろん、スキルはあった方が良い、効率よく出来る方が良いに決まっている。
精神障がい者が就職しても1年後には50%は離職している現状。
続かなかった自分にさらに自己嫌悪。自信喪失・・
負のループになるのです。
精神障害者の定着率が最も低く、就職して1年後の定着率は49%ほどしかありません。
平成25年に厚生労働省の公表する「障害者雇用実態調査」から作成した、「前職の離職理由」の回答割合です。https://tryze.biz/media/knowledge/retention-rate/
就労支援ポノワークで身につけられる3つのこと
①自己効力感を持つ(セルフコンパッションを身につける)
相談者の多くが、前を向いて行こうと努力しています。
しかし、社会の中では理解してもらえず、
「自分はダメ」「どうせ・・」
そのように自分を責めたり、自分自身でダメなレッテルを貼っている人が多くいます。
何かを始めていく時に、心の中で「ダメ」「どうせ・・」このような気持ちがあると
自信が持てず、仕事を続けて行くことが苦しくなってしまうのです。
だから・・
ポノワークでは個別面談の中で個々のスキル、能力を仕事面だけでなく、
就労に必要なメンタルケア研修が準備されています。
研修を通して身につけていきます
②リフレーミング
精神障がい者や高次脳機能障がい者の方に多くみられるのが、物の見方が、固定されてしまう傾向がある。
どういう事かというと
・〇〇でなければいけない
・〇〇であるはずだ。
・〇〇だったのは私が
このように考えてしまい、他の見方が出来なくなってしまい固定化してしまいがちです。
これでは、就職しても続かないのは明らかです。
なぜかと言うと、職場の人とのコミニケーションを難しくしてしまうからです。
離職理由の人間関係の悪化につながってしまうのです。
そこでリフレーミングが必要となるのです。
リフレーミングとは物の見方を180度反対から考えること。
でも一人ではリフレーミングが難しいのが現実。
ポノワークでは研修、リフレーミングの訓練を行います。
②レジリエンスを身につける(精神的回復力)
リフレーミングが出来るようになったら、レジリエンスをみにつけていきます。
レジリエンスとは、 回復力、復元力、跳ね返りなどとも訳されます。
つまり、様々なことがあっても上手く適用出来るようになるようになる。と言うこと。
レジリエンスを向上させるには
①感情コントロール
②自分の考える傾向を把握する
③自信を持ち、強みを理解する(自尊感情)
④自分の弱みをリフレーミングする
⑤自己効力感を持つ
⑥心の支えを作る
軽作業で自分の強み、弱み等を確認し、研修によりレジリエンスを身に着けていきます。
就労に限らず、日々の私生活へも役にたつことばかりです。
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